◇2024年度からの「検定試験」の受験料に関するお知らせ
・商工会議所検定(簿記等)についてはこちら
・珠算検定についてはこちら
簿記とは
簿記は、企業規模の大小や業種、業態を問わずに、日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能です。
簿記を理解することによって、企業の経理事務に必要な会計知識だけではなく、財務諸表を読む力、基礎的な経営管理 や分析力が身につきます。また、ビジネスの基本であるコスト感覚も身につきますので、コストを意識した仕事ができるとともに、取引先の経営状況を把握できるために、経理担当者だけではなく、全ての社会人に役立ちます。さらに、公認会計士や税理士等の国家資格を目指す方や他の資格・検定と組み合わせてキャリアアップを考えている方々にも必須の資格といえます。
現在、多くの企業が社員に対して簿記検定の資格取得を奨励しているほか、大学や短大の推薦入試、単位認定の基準に採用されていることなどから、年間で約70万人の方々が受験する「日商簿記」として社会的に高い信頼と評価を得ています。
試験終了後には毎回、その問題を出題した意図や共通して誤りの多かった事例などを公表していますので、学習のための参考資料として活用し、検定試験にチャレンジしてください。特に最近の受験者をみると、予想以上に過去の問題の出題パターンをなぞった学習に終始している傾向がありますので、過去の出題内容ばかりでなく、出題区分表の範囲全般にわたって学習するとともに、新しい会計基準等についての勉強が望まれます。
このような方々の役に立ちます
こんな効果が期待できます
各級のレベル
◆1級 : 公認会計士、税理士などの国家試験への登竜門。合格すると税理士試験の受験資格が得られる。極めて高度な商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を修得し、会計基準や会社法、財務諸表規則などの企業会計に関する法規を踏まえて、経営管理や経営分析ができる。大学等で専門に学ぶ者に期待するレベル。
◆2級 : 経営管理に役立つ知識として、最も企業に求められる資格の一つ。企業の財務担当者に必須。高度な商業簿記・工業簿記(初歩的な原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できる。高校(商業高校)において修得を期待するレベル。
◆3級 : ビジネスパーソンに必須の基本知識。経理・財務担当以外でも、職種にかかわらず評価する企業が多い。基本的な商業簿記を修得し、経理関連書類の適切な処理や、青色申告書類の作成など、初歩的な実務がある程度できる。中小企業や個人商店の経理事務に役立つ。
日商簿記検定申込みはこちら (最下部にインターネット申込みボタンあり)
◇合格発表◇
合格発表日の13時より閲覧可能となります。
インターネット申込みをされた方に限り「採点結果照会機能」が追加されました。
※当所では実施しておりません。こちらのページより最寄りの会場へお問合せください。
販売士検定試験とは
現在の流通業界を取り巻く環境は、少子高齢化やライフスタイルの変化をはじめ、IT(情報技術)化の急速な進展、流通外資の相次ぐ参入などにより、急激かつ大きく変化しています。
このような状況のもとで、流通業界で最も必要とされているのは、多様化・高度化した顧客のニーズを的確に捉え、豊富な商品知識や顧客に配慮した接客技術を武器として、ニーズにあった商品を提供するとともに、商品の開発や仕入、販売、物流などを効率的かつ効果的に行うことができる「販売のプロ」なのです。
販売士検定試験の合格者には、「販売士」という称号を付与していますが、販売士はまさに「販売のプロ」といえます。激動する流通業界で勝ち抜くための必須の資格・検定であり、「流通業界で唯一の公的資格」として社会的にも高い信頼と評価を得ています。
検定試験は、販売に必要な商品知識や販売技術、仕入や在庫管理、マーケティングなど、より高度で専門的な知識を 持つ人材の育成を目指した内容となっています。レベルは、1級から3級までの3つに分かれており、どの級からでも受験できます。
3級は売場の販売員のレベルで、販売員として最も重要な接客マナーや販売技術といった接客業務に関する知識が身 につきます。2級は売場の管理者クラスのレベルで、店舗管理に不可欠な従業員の育成や指導、仕入や在庫の管理といった知識が身につきます。店長や経営者クラスのレベルの1級は、トップマネジメント全般に関する商品計画や商品予算 の策定、マーケティング政策の立案、人事・労務・財務管理といった知識が身につきます。
受験者数は年々増加しており、小売業従事者だけではなく、製造業や卸売業、サービス業、さらには流通業界への就 職を目指している学生にまで広がっています。これまでに約70万人(1級〜3級の合計)の方々が合格され、「販売士」として流通業界の各分野で活躍しています。販売士制度は、試験を施行するだけではなく、5年ごとに資格を更新する制度を設けていることから、講習会等の受講によって知識のブラッシュアップを図ることもできますので、就職やキャリアアップのために是非ともチャレンジしてください。
このような方に役立ちます
こんな効果が期待できます
各級のレベル
◆1級 :経営に関する極めて高度な知識を身につけ、商品計画からマーケティング、経営計画の立案や財務予測等の経営管理について適切な判断ができる。マーケティングの責任者やコンサルタントとして戦略的に企業経営に関わる人材を目指す。
◆2級 : マーケティング、マーチャンダイジングをはじめとする流通・小売業における高度な専門知識を身につけている。販売促進の企画・実行をリードし、店舗・売場を包括的にマネジメントする人材を目指す。幹部・管理職への昇進条件として活用しているところもある。
◆3級
:マーケティングの基本的な考え方や流通・小売業で必要な基礎知識・技能を理解している。接客や売場づくりなど、販売担当として必要な知識・技術を身につけた人材を目指す。流通・小売業に限らず、BtoCの観点から社員教育に取り入れている卸売業や製造業もある。
◇合格発表◇
合格発表日の13時より閲覧可能となります。
インターネット申込みをされた方に限り「採点結果照会機能」が追加されました。
※当所では実施しておりません。こちらのページより最寄りの会場へお問合せください。
日商PC検定とは
今日、本格的なネット社会を迎え、情報通信ネットワークがビジネスインフラとして定着し、企業においてはパソコン等の情報機器およびこれにつながるネットワークの利活用が不可欠になっています。 こうしたなか、企業実務に携わる人材として、パソコンソフト等によるビジネス文書の作成能力や業務データの処理分析・ 能力、さらにはネットワークを使いこなす事務能力や情報収集・発信能力が必要とされています。
これを受け、日本商工会議所および各地商工会議所では、企業実務においてIT(情報通信技術)を利活用する実践的な知識、スキルの修得に資するとともに、ネット社会に対応した新たなビジネススキルの育成を図るを目的として「日商PC検定試験」を創設いたしました。
なお、本検定試験は、主としてビジネス文書の作成、取り扱いを問う「日商PC検定試験(文書作成)」と、主として業務データの活用、取り扱いを問う「日商PC検定試験(データ活用)」の二分野で、それぞれ独立した試験として施行します。
試験科目は、「文書作成」、「データ活用」ともに「実技科目」、「知識科目」の2科目となります。
試験内容
企業実務における文書作成や表計算などのアプリケーションソフトの利活用能力を問うとともに、 以下のとおりネットワーク環境下におけるITの利活用に資する知識・スキルを問う内容となっています。
(1)企業実務に必要とされるハード、ソフト等IT関連の知識を問う。
(2) 企業実務におけるパソコン等IT機器、ネットワークの利活用について問う。
(3) ネット社会における新たなビジネススタイル、ビジネススキルを問う。
(4)ビジネス文書や業務データについて、その作成のみならず、保存、管理、検索、活用、流通、再利用などライフサイクル全般について問う。
(5) ITを利活用した実践的なコミュニケーション能力を問う。
(6) ネットワーク上での、ビジネス文書、業務データの取り扱いについて問う。
各級のレベル
◆1級 : 企業実務に必要とされる実践的なIT・ネットワークの知識、スキルを有し、ネット社会のビジネススタイルを踏まえ、企業責任者(企業責任者を補佐する者)として、経営判断や意思決定を行う(助言する)過程で利活用することができる。
◆2級 : 企業実務に必要とされる実践的なIT・ネットワークの知識、スキルを有し、部門責任者(部門責任者を補佐する者)として、業務の効率・円滑化、業績向上を図るうえで利活用することができる。
◆3級 : 企業実務に必要とされる基本的なIT・ネットワークの知識、スキルを有し、自己の業務に利活用することができる。
数字に強く、集中力、 記憶力が築かれる
数字に強い。日々の生活でも、会社に入っても、必要な能力です。珠算は単なる計算器ではなく、思考の大切なツールです。
電卓が普及すればするほど、珠算で鍛えられた能力が役に立つといわれています。単純な計算なら電卓でも十分。でも、 数学的な思考力や集中力、記憶力など、知的なセンスを磨くためには、「そろばん」が効果的です。 経済観念を身に付け、家計の意味を知り、事務処理の基本を理解させるための「そろばん教育」。その教育を支援するために、また、学ぶ人にとって大きな励みになるように、珠算能力の検定が行われています。
各級のレベル
級 |
区分 |
内容 |
程度・能力 |
1級 |
みとり算 |
10けた揃いの加算および加減算10題 (1題の口数10口) | 10〜11けたの計算能力合格者は利息・割引料計算などの会計事務のほか、 統計資料の活用能力、暗算力もあり、商取引でスムーズな事務取引ができる。 |
かけ算 |
実5けた〜7けた、法4けた〜6けたの範囲で、 実・法合わせて11けたの問題20題 | ||
わり算 |
法4けた〜6けた、商4けた〜6けたの範囲で、 法・商合わせて10けたの問題20題 | ||
2級 |
みとり算 |
8けた揃いの加算および加減算10題 (1題の口数10口) | 8〜9けたの計算能力合格者は利息・割引料計算などの会計事務のほか、 統計資料の活用能力、暗算力もあり、商取引でスムーズな事務取引ができる。 |
かけ算 |
実4けた〜6けた、法3けた〜5けたの範囲で、 実・法合わせて9けたの問題20題 | ||
わり算 |
法3けた〜5けた、商3けた〜5けたの範囲で、 法・商合わせて8けたの問題20題 | ||
3級 |
みとり算 |
6けた揃いの加算および加減算10題 (1題の口数10口) | 6〜7けたの計算能力合格者は利息・割引料計算などの会計事務のほか、 統計資料の活用能力、暗算力もあり、商取引でスムーズな事務取引ができる。 |
かけ算 |
実3けた〜5けた、法2けた〜4けたの範囲で、 実・法合わせて7けたの問題20題 | ||
わり算 |
法2けた〜4けた、商2けた〜4けたの範囲で、 法・商合わせて6けたの問題20題 |